著名な日本のアーティスト宮島達男がラスベガスで「宝塔」の米国デビュー
【ラスベガス2015年9月25日PR Newswire=共同通信JBN】*仏典に霊感を受けたHOTO(宝塔)は宮島の生命についての哲学的理解を3827個の華やかな色彩のLEDディスプレーを使った18フィートのミラーで飾られたパゴダでハイテク・アプローチと融合する
過去20年にわたって日本の最も影響力のあるアーティストの1人である宮島達男(http://tatsuomiyajima.com/ )は、今週初めてラスベガスのショップス・アット・クリスタルズ(http://www.theshopsatcrystals.com/ )で期間不定の契約によりその作品「HOTO」(2008年)を米国デビューさせた。この作品はこれまで日本と中国だけで展示されていた。
仏典に霊感を受けたHOTO-「宝のパゴダ」を意味する-は地面から出現し、中空に浮かび、世界の半分を覆い、あらゆる人の命の重要さを象徴する。仏教の教えによると、命は奇跡にすぎないのでこのような不可能な物語なしには描くことはできない。
宮島にHOTO制作の霊感を与えたのはこの仏典と2001年9月11日の破滅的な事件であり、この作品はすべての命は重要であるというその信念と全世界の相互接続が平和と共同体をつくり出すというその希望を示している。
生命についての哲学的理解と最新技術を融合することで認められているそのメッセージを共有するため、宮島は高さ18フィート、周囲6フィート以上、さまざまなサイズの3827個の華やかな彩りのLED数字ディスプレーをちりばめた驚くべきミラー飾りパゴダを制作した。LEDディスプレーは下りの継続的なシリーズで9から1までの数字をさまざまなスピードで映し出し、終わることのない生命のサイクル、数という普遍的な言語、あらゆる命が自らのユニークなペースでどのように動くかを示す。
展示よりも相互作用に集中しているこの循環タワーは見る人の反射で動く角度のついた表面がついており、見る人は芸術の中にいる自分を見ることができる。これは宮島の近年の作品の特徴で、これによって芸術はわれわれそれぞれの中の創造性の発現であるという信念を宮島は簡略に示している。宮島は「あらゆる人間はユニークであるということを示そうとしているのだ」と説明している。
MGMリゾーツ・インターナショナルのジム・マレン会長兼CEOは「ラスベガスを訪れる人は旅行習慣の点でこれまで以上に世界的であり、挑発的でユニークな経験を求めている。これに対応するやり方の1つが関心とエネルギーを刺激し、思考を駆り立てる芸術の導入によることである。過去の世代の有名な巨匠とともにわれわれのバージョンは芸術愛好家か単なる通りすがりの人かに関わりなく、あらゆる年齢の人を魅了する現代の未来思考の作品を代表している」と語っている。
HOTOはラスベガスの世界的な観客に日本の文化を展示するというMGMリゾーツのより大きな方針の一部である。同社は最近、ベラージオの噴水 (http://www.multivu.com/players/English/7596551-mgm-bellagio-kabuki-fight-with-a-carp/ )で、有名な日本の俳優市川染五郎、中村米吉が出演する歌舞伎公演、有名な彫刻家和泉正敏によるベラージオでのアート・インスタレーション、初めての日本に霊感を受けたディスプレー(http://www.multivu.com/players/English/7480151-bellagio-japanese-art-masatoshi-izumi/ )をベラージオのコンサーバトリー、ボタニカル・ガーデンで開催した。
マレン氏は「ラスベガス地域での日本の芸術、伝統の拡大はMGMリゾーツに集中しており、わが社はそれを祝う新たな革新的な方法を探し続けている」と付け加えている。
この作品は宮島の生命と仕事を支配している仏教に霊感を受けた3つのコンセプト-すべてのものは変化し、すべてのものはつながっており、すべてのものは永遠に続くーを統合している。
*近代技術-技術は常に変化、進化しており、宮島のLEDパネルと電気回路の利用がこのコンセプトを具体化した。
*数-普遍的な言語として数はすべての人の間の共通性、接続を代表する。
*プログラミング-作品は1から9まで変わるようにプログラムされており、ゼロは飛び越して暗くならずに1から始まって生命は死後も永遠に続くことを示す。宮島の世界では生命、死、数字は1つであり、このサイクルは終わりがない。
宮島のインスタレーションはMGMリゾーツ・インターナショナルのファイン・アーツ・コレクションに最も新しく加わったものであり、ショップス・アット・クリスタルズと、ジェームス・タレルの「Shards of Color」(2014)、ヘンリー・ムーアの「Reclining Connected Forms」(1969-1974)、和泉正敏の「サボテン 大地に生きる命」(2007-2008)、マヤ・リンの「Silver River」(2009)、ジェニー・ホルザーの「VEGAS」(2009)、クラエス・オルデンバーグとコースヘ・ファン・ブルッゲンの「Typewriter Eraser, Scale X(1998-1999)」、ナンシー・ルービンの「"Big Edge」(2009)フランク・ステラの「Damascus Gate Variation I」(1969)などを含む関連のアリアリゾート&カジノ内の委託、取得ファイン・アートの重要な展示品に加わる。
HOTOの詳細
HOTO、2008年
ミックスト・メディア
3827個のLED(6色、サイズは多様)電線、ステンレス・スチール、鉄フレーム
高さ2161/8、幅8113/16
▽宮島達男について
宮島達男は1957年に東京に生まれ、引き続き東京で暮らし、仕事をしている。ベニス・ビエンナーレ(1988、1999)を含む多くの国際ビエンナーレに参加したほか、世界各地で多くの個展を開いている。宮島の作品はニューヨーク近代美術館、カリフォルニア州のサンフランシスコ近代美術館、イリノイ州のシカゴ現代美術館、テキサス州のダラス美術館、コロラド州のデンバー美術館などの常設展示品になっている。
▽MGMリゾーツ・インターナショナルについて
MGM リゾーツ・インターナショナル(NYSE: MGM)は、ベラージオ、MGM グランド、マンダレイ ベイ、ザ ミラージュなどのリゾートブランドを運営する世界有数のグローバルなホスピタリティー企業。同社はメリーランド州にMGMナショナル・ハーバー、マサチューセッツ州にMGMスプリングフィールドを開発中である。同社はMGMチャイナの株式の51%を所有し、傘下のMGMマカオ リゾート&カジノや、コタイ地区で建設中のゲーミングリゾート、さらにラスベガスの都市型リゾートであるシティセンターのアリアリゾート&カジノがあるシティセンターの株式も 50%保有している。MGMリゾーツ・インターナショナルについての詳しい情報は同社ウェブサイト(http://www.mgmresorts.com )へ。
ソース:MGM Resorts International
▽問い合わせ先
Natalie Mounier / Kate Stowell
Kirvin Doak Communications,
[email protected] / [email protected]
+1-702-737-3100
Stacy Hamilton
MGM Resorts International
[email protected]
+1-702-692-6720
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